授乳中に良い食事とは

授乳中の栄養について

飲み始めの母乳は前乳と呼ばれ、乳糖が主成分でたんぱく質・脂肪が少ないのですが、中乳になると次第にたんぱく質の濃度が上がり乳糖の濃度が下がってきます。
また飲み終わりの後乳になると粘性が高まり脂肪分が増えてきます。
母乳を飲むことで赤ちゃんは毎回味の変化を感じています。
後半は脂肪分が多くなり、お腹がいっぱいになって飲みすぎを抑えられるようになっているのです。
出産後は母親が食べた食事の味とにおいが母乳中に移行しますので、赤ちゃんは母乳を飲むことで味とにおいを覚えていきます。
そのため、授乳期のお母さんの食事は非常に大きな意味を持ちます。
甘いもの、脂っこいもの、乳製品の取りすぎや極端に辛いものや刺激物の取りすぎにも注意し、なるべく昔ながらの和食中心にすると良いでしょう。